2012年11月1日木曜日

南信濃霜月まつり

陰暦11月の霜降り月を称する『霜月』が間もなくやって来ます。今回は
南信濃 遠山郷 和田 諏訪神社の霜月まつりの特集
  この記録は平成11年旧南信濃村(現飯田市)商工観光課が企画した
     神が宿った猿面の祝福の舞
     遠山霜月まつり体験ツアーの参加記録の一部です。
     期 日 12月12・13・14日
     場 所 南信濃村和田 諏訪神社
     内 容
       1日目(12日)
          遠山郷土館で霜月まつりのお話とビデオ鑑賞
          夜はやまめ荘で温泉と郷土料理でゆっくり休む。
       2日目(13日)
          諏訪神社にて朝7時から夜中の3時頃まで祭り体験
          和田民宿宿泊
       3日目(14日)
          天満そば打ち道場にてそば打ち体験
          自分で作ったそばで昼食会
           解散は13時30分
          JR飯田線 平岡駅までの送迎でした。
          参加者は 関東から関西までの人達23名。

 アニメ『千と千尋の神隠し』の発想の原点となった
 神を迎える祭りの地


 本祭り当日 
 午前十時頃、両親のある子、男女二人が川に行き、山神・水神の二本の弊を立て浜水桶に水を汲み上げます。帰る時に川の砂を一握り紙に包んで持ち帰り、八将神の回りに置きます。
正午社掌の祭りが行なわれます。十数名がお祓いを受け、宮司により御本殿の扉が開けられます。祝詞奏上などが行なわれ、いよいよ本祭りに入っていきます。
 湯の式・踏みならしの舞・湯開き・一の湯の式・下堂祓い・二の湯・願ばたき・神子の湯・鎮めの湯・八乙女・面・神送り・かす舞・ひいなおろし・金剣の舞・釜返しと続きます・・・
画像をクリックしますと、大きな画像で見られます。

下のお面は、『水の王』
火伏せ・湯伏せ    
ご覧ください!
使わなくなった神社幟・奉納幟を活用した白衣を・・
『素晴らしい活用の仕方!』
参加者が、村人と一緒にお面を付けて舞いました。
お面は41面あります。
下は手拭い

霜月の祭りは
霜月神楽は伊勢外宮の霜月に行われる湯立ての神楽・天下太平・五穀豊穣・収穫祭り
南信濃・奥三河の冬祭り・雪祭り・花祭り・鬼祭り
東北地方の霜月まつりが有名。

 夜通しで 祭り続けり 霜の国
 外は霜 内は湯立ての 祭りかな