ガラ紡績発明(特許証第752号)の一人臥雲辰致(がうんたっち)のこと
ガラ紡績のアイデアは、長野県南安曇郡堀金村大字三田字小田多井に生まれ、東筑摩郡波田町に居住した臥雲辰致が14歳になったばかりのある日、火吹竹の筒に綿を詰め込み、それを引き出して遊んでいた。ある時 火吹竹が手から滑り落ちコロコロコロと回転すると持っていた綿が伸びて撚りが掛かり一本の糸になったのが始まりの様だ。
【綿糸紡績機】発明の特許の取得は明治22年9月13日
愛知県出身 甲村瀧三郎
長野県出身 武居正彦
長野県出身 臥雲辰致の三名
下の写真は、愛知三河地方(額田町)に現存するガラ紡績用水車
三河のガラ紡績事業者は、明治22年に50ヶ所、戦後最盛期には94ヶ所あった。
上記水車は、電力なき時の動力源で中部地方の産業遺産の一つ