2019年12月2日月曜日

愛知県愛知郡東郷町に巣くう野蚕三種

桑の木に巣くうクワコの繭
クヌギや小楢に巣くう天蚕の繭
雑木林に巣くうウスタビガの繭
「赤とんぼ」二節目
山の畑の、桑の実を子籠に摘んだは、まぼろしか
東郷町折橋の畑に実る、桑の実
(すべて東郷町春木地内で撮影採集)

2019年11月1日金曜日

2019年10月1日火曜日

民芸のこと

 令和元年8月21日日経新聞文化欄に『アフリカ染めた 京の職人』と題して、民芸的染色の話が掲載されていた。
述べられている様に、機械捺染(ローラー捺染)であるので、残念ながら民芸品とは言わないようだ。

下は、「防染・抜染」
1970年頃の東海染工のローラー捺染製品

ローラー捺染中の状態

2019年9月2日月曜日

民芸の事(愛知県・猿投西南麓古窯址群)

下は、表題の猿投古窯から出土した有名な『涅槃の壺』本田静雄氏蔵

 故 本田静雄氏がインド遍歴中に思ったことを、氏はある書物の中で、「こうした形のものが、インドからはるばる仏教と共に流れて日本に入り、それが愛知県の猿投山麓で九世紀頃(平安時代)に焼かれたという事を知り、その土地の篤信な浄土真宗の在家に生まれ育った私としては、何となく偶然でないもの、目に見えない流れのようなものを感じて立ち尽くしたのであった。そして日本へ帰ったならば、もっとこの壺をよく眺めてみよう、またこの壺をもっと大切にして愛してみようと思った。」と述べられている。
 本多静雄氏は、猿投西南麓古窯址郡調査の功労者であられ、名古屋民芸協会でご活躍の頃、大変お世話になり民芸につき色々と教えていただいた事は、懐かしい思い出です。
 下は、愛知県豊田市の豊田民芸館地内に再建された登り窯で、今も有志で維持管理し色々な焼物が造られています。


2019年8月1日木曜日

民芸織物

民芸織物種々
信州岡谷の手織り「おかや絹」
沖縄の「紅型」
地元愛知県の有松絞色々
今回は板締・縫い絞り類
板締絞
「雪花絞」
説明
三角に折り板締して染める
下欄は、タイ北部モン族の刺繍
有松絞 縫絞色々
折り縫絞・合せ縫絞・白影絞
畳んで縫い 染め上げ 拡げた状態
下は、畳んで染め上げた状態

2019年7月1日月曜日

簡単手織り



織ってみませんか !
筬綜絖併用の器具を作り、織物を織る。
下記映像説明
左の織物は、奈良正倉院 宝物 織巾 約6センチ
中央の織物は 当資料館製   織巾 3,5センチ
右の織物は、ラテンアメリカ製 織巾 2,5センチ
 

当資料館の筬綜絖の制作材料には、                
下の映像の様に、竹の箸の中央に穴をあけ、制作しております。

下の映像は、織る方法の参考

下は当資料館製各種で、織巾は 約 6センチ

当資料館では、織り巾30センチ前後の裂き織多数展示しております。

2019年6月3日月曜日

奥三河 四谷 千枚田

五月十六日
奥三河 
鞍掛山山麓 田植直後の四谷千枚田見学

田の畔での二人は実人間と見間違えるほどの案山子
山麓下側からの千枚田の眺望
千枚田の石碑類
  延命地蔵尊  万民豊楽 五穀豊穣
  草 木 塔  草や木  数ならむもの
  五 輪 塔  平安中期のころから、供養塔・墓標・舎利塔として用いられる。
         五輪卒都婆 五輪都婆
         五輪の積まれ方、下方から。
         地輪[方]水輪[円]火輪[三角]風輪[半月]空輪[宝球形]
  上の写真以外に
         明治37年(1904)山津波時の犠牲者の霊は、
            村を一望に見下ろす、カシャゲ峠に祀られている。
  山津波受難供養塔
     明治37年7月10日 
          死  者   11名 全員の氏名
          家屋全半壊  10戸  馬 2頭
               昭和31年7月10日
                  施主 大代組建立 発起人 2名

上右写真 千枚田石垣に祀られる五輪塔とお地蔵様
   上左写真 五輪卒前の田に生息する沢蟹と巻貝他    
下の写真 中腹からの一部眺望         

住居は谷間を避け高所での生活
 四谷の現状
    課 題 少子高齢化と若者の減少ほか
    人 口 2019年5月1日現在 男性65名 女性58名 計 123名
    世帯数 52戸
     田で作業していた古老曰く
   「地域に住む人たちは、殆ど高齢者で心配している。
     都会から農業に興味を持って来郷就労しても3年も持たない。」
   「小学生は近隣合わせて生徒数300名程が近年80名程に減少で不安」
   「冬季は林業関係で仕事は十分あり」


千枚田上部の小型水力発電施設
中山間ふるさと・水と土保全対策事業 四谷地区 小水力発電施設
                   施設の概要 
         発電方式   永久磁石式発電機
         水車方式   クロスフロー水車
         最大発電量  1KW
         落 差    約11m
         流 量    約10L  (変動します)
 
 日本の棚田百選より
    市町村   鳳来町(現 新城市)
    集落名   大林・大代
    平均勾配  1/4
    面積(ha)  7.4
    枚 数    852  
    法面構造   石
    水 源   渓流
    開発起源  中世
    推薦理由  景・伝
    保全の取り組み  都市住民と交流
    備 考   四谷千枚田






2019年4月1日月曜日

プリントデザイン画

下図2点は、40年ほど前流行のプリント柄


当時のプリント布見本
素材  綿ボイル


2019年2月1日金曜日

捺染デザインのこと

動物の皮革を参考にした、デザイン 4点
素材 平織り(綿織物)
 素材 綾織り(薄起毛綿織物)
 素材 平織り (綿織物)
素材 綾織り (薄起毛綿織物)


2019年1月2日水曜日

謹賀新年

謹賀新年
平成三十一年
已亥(つちのとい)
西暦2019年  皇紀2679年
明治以来 152年   大正以来 108年   昭和以来 94年

仙台張り子


中国剪紙