鬼胡桃は北海道〜九州の山野の流れに沿って多く生える。
借用の畑に、種から育てた鬼胡桃の大木二本あり、今年も鬼胡桃の果実 50kg程 収穫した。
収穫物は、5年程前から名古屋東山動物園に寄贈し、リス園の餌に活用して頂いている。
寄贈の始まりは、動物園職員が山野を駆け巡り、採集に苦労をされていることを新聞紙上で知り寄贈を始めたのである。
草木染め
この鬼胡桃は、実の皮も木の皮も、ともに古くから茶染めもしくは黒染めに使われていた様だ。
タンニン剤であって、鉄媒染で黒く染まり、石灰媒染で茶色に染まる。石灰の代わりに灰汁を使うと、色が更に複雑になることが多い。紫染めには椿の灰汁を使う。
栄養食品
鬼胡桃の果実は、栄養食品であるが、実が堅いので割るのに苦労する。
私は、フライパンで乾煎りし、簡単に二つに奇麗に割るコツを覚え中実を取り出し、食べているが美味である。
その他の用途
クルミの核は、研磨剤ほか多用途だ!
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