2015年12月1日火曜日

秋だ!  柿・かき・カキ

愛知県奥三河 山間部
農家庭 鈴なりの柿風景

岐阜県美濃地方の干し柿

信州 安曇野
碌山館の干し柿風景

静岡県
浜松北部の干し柿風景

 織の資料館の干し柿風景

三重県鈴鹿市
 柿渋染め(染色方法防染と思われる)

2015年11月2日月曜日

東郷町春木台の高齢者達

 東郷町のホームページに掲載されている
      春木台の『年齢別男女別人口調』に依れば、
                        平成27年9月30日現在
               男    女    計   比率
  年少人口(0才〜14才)  230   274   504  16.4%
  生産人口(15才〜64才) 1,006   945  1,951  63.5%
  高齢人口(65才 以上)  296   323   619  20.1%
  合  計         1532名 1542名 3074名
  平均年令         41才  41才  41才
  60才〜64才の人達     76名   96名 172名
  60才以上の人口      372名  419名 791名
             で オールドタウン迄まだ時間が充分ある様だ・・・
【当地域老人会のこと】
 当地域の老人会(春友会)は60才以上の人達で構成し活動をしているので 791名の人達が対象になるが、現在の加入者は約90名(加入率11.3%)で会員は減少傾向 会員の平均年令は遂に80才弱 老人会員の高齢化だ!どの地域でも同じであろう。
 老人会の会合に常時参加される方は30名前後 地域で開催される「ふれあいサロン」「おしゃべり会」などに参加するのも殆どの方がこの30名の方達の様子。
60才以上の方達には現役で元気にご活躍の方達も居られますが、現役から退場したであろう方に 日常生活を聞きますと、読書とテレビを見ているよと申される方が大多数???

 扨 今回は、下の様な暖簾を製作「話す」「語る」の部分を袋にして話す材料・語る材料のパンフレット等を入れて老人会の会合場所にぶら下げた。
話すは舌・語るは吾

下は、最近製作の世界に一つしかない袋物


2015年10月1日木曜日

捺染デザインのこと

1970年代の流行捺染柄 ほか
原図 1
ペーパーに描かれた花柄

原図 2
ペーパーに描かれた水玉柄

捺染布 1 ( 染色方法 防染 )
 ローラー捺染
銅ローラー彫刻に、特殊な技能必要

 捺染布 2 ( 染色方法 防染 )
ローラー捺染

捺染布 3 ( 染色方法 防染・・抜き差し(3色) )
ローラー捺染

捺染布 4 (地染め付き 一色オーバー捺染)
ローラー捺染

 捺染布 1〜3 は、特別な技術(民芸的)が必要な捺染で、加工出来る工場は、数少なくなりました。従って、これ等の製品を店頭で見かける事が少ない状態です。


2015年9月1日火曜日

布製袋物

織の資料館では、
 布製袋物 巾着袋、合切袋、合財袋、頭陀袋、仕服袋ほか色々制作しております。お気軽にご来館 ご覧下さい。

写真は、別珍・コール天生地で製作しました。



(希望の方には お売りしています。)

2015年8月3日月曜日

下の映像は、蒲の花部分で上部が雄花 丸い部分が雌花。
雄花の黄色の花粉は、昔 止血剤に使用された様だ。
雌花は、受粉後下の様に棉状になり、パンヤと称したりしている。
昔 ほくち(火口)の材料に使用された。
      火口金=火打鎌・火口石=火打石・火口綿の三種は。生活必需品

下は。種がタンポポの様に風に飛ばされ、飛び散った後に情景

2015年7月1日水曜日

神御祭(田原・伊良湖)と座繰機

田原市 亀山町 神宮神御衣御料所の『繰り糸初め式』
 三河地方で紡がれた糸を、伊良湖から船で伊勢神宮に奉納する.俗に「お糸」「お糸船」と呼ばれる、神宮において、神服を新しく祭神に奉る祭儀。お糸船は、約千三百年前の天武天皇の頃から始まり、応神の乱で中断されたが、明治三十四年三河の伝統行事で復活と、東三河&西遠・西三河・南信 応援誌『そう』季刊2015夏47叢に掲載有り・・・
下は、繰り糸と献上の映像

昭和初期迄 東三河地方で使用された
 ざくり機(座繰機)

2015年6月1日月曜日

天棚機姫命(あめのたなばたひめのみこと)と御衣祭

 御衣祭は、伊勢神宮・熱田神宮が近辺では有名な祭りで、三河周辺では吉田の御衣祭・初生衣神社のおんぞ奉献・渥美半島 田原の御糸宮の三河赤糸を紡ぐ「繰り糸始め式」及び伊勢神宮献上が有名である。
 以下は、初生衣神社関連

初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)
浜松市北区三ヶ日町岡本698

神社正面と織姫の館
本殿と織殿

2015年5月1日金曜日

インドネシア・ジャワ更紗

インドネシアの踊り『愛・地球博』時の映像

ジャワ更紗を着たワヤン・ゴレ
このワヤン人形は、腕も含め自由に広く動かす事が出来る。
木製で扁平ではなく 円筒形である。

ジャワ更紗 3点
染色の仕方に 夫々違いがあります。
#1
#2
#3

2015年4月1日水曜日

美濃の花みこし

春 四月 美濃市は祭り一色

期日は、四月第二土曜日と翌日の日曜日の予定

下は、八幡神社・うだつの上がる町並み周辺で行われる花みこし風景
特産の美濃紙を桜色に染めて 神輿が造られる。
江戸時代 色々なみこしを造って若衆連がかついたのが始まりらしい。
昭和の初めに青年団が申し合わせ、美濃紙の産地らしく紙の花を付けた。
現在の『花みこし』の姿が確立された様だ。
美濃市の他の祭りには 
大矢田神社の『ひんここまつり』が有名だ!

2015年3月2日月曜日

端切れを使った袋物他

久方ぶりに訪れた「大須観音の骨董市」
 毎月18日28日に開催される 骨董市に並べられている品物の経時的変化を見ていると 次第に古き貴重な品物類が少なくなった。繊維織物衣料関係で云えば 昭和初期頃迄に使用されていた機器類(綿繰り機・棉打ち道具・紡錘機・糸繰り機・杼・筬・ほか)は見当たらなくなった。
 今も大量に出回る、和服(着物類)は極一部を除き 驚くほど廉価だ。着物を着ていた世代も80歳を超え 不要になった着物から処分され、古着として売られている訳であるが大量に出るピークは過ぎ去ろうとしている。 欲しくても手に入らなくなる時期は近い!大切に古着の活用をしたいものだ・・・

捨てればゴミ、活かして使えば・・・
小さな・小さな端切れを使った袋物

参考
タイ北部チエンマイ
リス族の鍋敷きほか



2015年2月2日月曜日

碌山美術館ほか

 信州安曇野を訪ねる時、必ず 見学致しますのは、下記の両美術館である。今回は、初めての冬季の訪問で、春夏秋とは違い冬の風景は、また格別であった。
写真は、1月4日撮影したものである。

安曇野 碌山美術館とジャンセン美術館風景

上と下は 碌山美術館(碌山館)前から写す。煙は、碌山館内の暖炉排煙の煙
下は、碌山美術館 内 クスベリーハウス
 昭和42年、地元の教師、生徒などのポランティア作業で、枕木を使った校倉造りに建築される。と説明有り。使途は、ショップ、休憩室他(冬季は ダルマストープで暖房)
下は、ジャンセン美術館庭園内の、レイヨン ヴェール玄関風景
庭園内のクヌギの枝に、やままゆ天蚕の繭(出殻繭)多数観察。
近くに、天蚕センター有り。(正月期間中は休館であった。)

2015年1月1日木曜日

キューバのこと

2014年12月21日
  アメリカ・キューバ両国 国交正常化交渉開始に合意

キューバを知ろう!
『医療』・『教育』・『有機農業

戦前の日本とキユーバ        
1614年 支倉常長率いる150名余の慶長遣欧使節の400年記念事業が
    2014年日本とキューバで執り行なわれた。
    使節の往路は 石巻⇒メキシコ⇒ハバナ⇒スペイン⇒バチカン
1891年 南方熊楠 ハバナ興行のサーカス団曲馬師川村駒次郎に同行
1898年 最初の日本人移民 沖縄・新潟ほかの人達
現 在 日系キューバ人 約1000人
    意外と多いキューバ観光日本人 年間5/6千人の模様

キューバ ハバナ旧市街(世界遺産)風景

住宅を保全している支柱

旧市街の中・今も走るクラシックカー

観光馬車

旧国会議事堂(現博物館)